クローニングで配備したWindowsPCにMR-EPをインストールする際気を付けることは?

MR-EPがインストールされると、ホスト名、SID、MACアドレスなど、さまざまなハードウェアおよびソフトウェアのデータポイントから “マシン ID” が生成されます。マスターイメージが “Sysprep (システム準備)” されることなく作成されクローニングされた場合、エンドポイントは同じ “マシン ID” を使用してWebコンソールに報告し、同じポジションを奪い合うことになるか、複製が生成される可能性があります。

クローニングで配備したWindows端末にMR-EPをインストールする場合、状況に応じて-cloneまたは-uniquedeviceコマンドラインを使用してインストールする必要があります。
※なお、SysprepされることなくコピーされたイメージへのMR-EPへのインストールは推奨しておりません。

(1)wsasme.exe /key=xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx /silent -clone
クローン作成であるため一意のホスト名を持たないWindowsデバイスで、エージェントのインストール時に一意のIDをマシンに割り当てます。
ホスト名に「–12AB3C45」のような一意のIDが含まれるため、このマシンを識別しやすくなります。

(2)wsasme.exe /key=xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx /silent -uniquedevice
一意のマシンIDを持たないが固有のホスト名は持つWindowsのデバイスで、エージェントがインストールされているマシンに一意のIDを割り当てます。このマシンの識別にはホスト名が使用されます。

参考:ウェブルート社 Webroot SecureAnywhereのインストールについて(Windows)
※下部に「複製イメージまたは VM(仮想環境)配備の注意」が記載されています。
https://answers.webroot.com/Webroot/ukp.aspx?pid=8&app=vw&vw=1&login=1&json=1&solutionid=1259